相見積って不毛だ

新築、リフォーム、リノベーション等建物や空間を造る時、相見積を取る方は多数いらっしゃいます。

 

適正価格もわからないし、安くない金額だし、損したくないし。

動機はこんな感じだと思いますし、

たくさんのサイトに

 

「損しない為に三社くらいは相見積を取りましょう!」

「相見積を取らないと騙されるかも!?」

「適正価格は相見積でバッチリ!」

 

って書いてあるし。

 

結論から申しますと、相見積は多くの場合不毛です。

 

【信頼できる工務店を作りましょう】

 

これが答えです。

 

 

建築の相見積を精査して判断するってめちゃ難しい。

素人さんではまず無理だと断言してもいい。

 

見積で大切なのは

 

あなたのやりたい事、思いや憧れや予算を十分に理解し、

プロならではの提案を含めた正確な費用を提示する事。

 

ほとんどの場合、やりたい工事内容を説明するのはお客様自身。

まず、それを正確に数社に伝えるのが難しい。

 

やりたい工事の材料、工法、デザインを詳細に細部まで正確に把握し、伝えるのはプロでないと無理。

事実、相見積した物件でこれらが揃っていた事は一度もないです。

 

 

建設業界で住宅に特化してる工務店の積算(見積)をやってる人でも、

 

・設計図書(リノベーション、リフォームなら改修前後の図面)

・仕様書(各部屋や家具の仕上げ、使用建材等が書いてある)

・見積書(工法や面積、寸法が詳しく書いてある)

・現場の場所や立地条件、作業や足場の掛けやすさ、駐車場の使える台数等

 

が揃わないと、正確な見積は作れない。

(ちなみに公共工事はこれらが全て揃った状態で入札し、一番金額が低い業者が落札。)

 

あなたのやりたい事、思いや憧れや予算を十分に理解し、

プロならではの提案を含めた正確な費用の基準を誰かが作らなきゃいけません。

 

主に設計士か工務店ですが、数万~数十万の費用がかかります。

※見積を作った工務店が受注した場合は費用を工事費から差し引くとこが多いです。

 

これをやれば予算内で思い描いた空間ができる確率はかなり上がります。

上がるだけで完璧にはなりません。

 

見積や図面は絵に描いたもち。

 

実際造り上げるのは依頼する工務店の技術力、経験、知識に依ります。

 

見積や図面にも現れない、経年劣化や耐久性を考慮した細かな配慮があるかどうかは

工務店、職人に依ります。

 

相見積では技術力、経験、知識、お客様や建物に対する思いを、

どの工務店が一番持っているかは知りようがありません。

 

ここまで知れたらほぼ完璧な満足度になりますが、その工務店を知ってたらそもそも相見積にはならないはずです。

 

んで、冒頭の結論。

 

信頼できる工務店を紹介してもらうか、小さな工事を頼んでみて、試してみましょう。

相見積は不要になるはずです。

 

 

 

 

未来は見えないから面白い

初めての投稿。

日々思うことを無責任に、誰に届けるわけでもなく、

歩んだ証しとして書き残そうと思った。ふと。

 

完全にオナニーなのだが、

もし、読んでくれた私の記事が誰かの心を動かせたら、

それはそれで素敵な事かと。

 

さて、初回は未来について。

 

特殊な人を除けば人間に未来は見えない。

(特殊な人がほんとに見えてるのかはおいといて)

 

んでも、見えない物を見たいと思うのが人間の性。

見えそうで見えないパンチラが一番好きなのは男性の性。

 

じゃあ、本当に見えたらどう思うんだろ?

どう感じるんだろ?と。(あ、未来ね)

 

 

多分凄くつまらないし、未来はつまらなくなる。

 

だって実体験してない状態で先に起きる出来事が分かったら、

未来、それが起きた時の感動や絶望やハートフルなこころの動きは凄く少ない。

 

未来を見た瞬間に、うおー!とかマジかー!とか心が動いてるんだから。

あーね、知ってた。とか言っちゃいそう。

只の確認作業程つまらないものはない。

 

きっと、体験と同時にこころが動く事を楽しんでるんだと思う、人間は。

 

未来は見えないからこそ面白い。